お子さまの歯並び、
実は「お口の癖」が原因かもしれません
- 「うちの子、いつも口が開いている気がする」
- 「このままで、将来きれいな歯並びになるのだろうか」
そんな不安を感じたことはありませんか。実は、歯並びが乱れる原因は、歯そのものよりも毎日の何気ない癖にあることが少なくありません。口で呼吸する習慣、舌の位置が低いままの状態、飲み込むときに舌や唇に力が入りすぎている癖。
こうした「お口の癖」が積み重なることで、あごの成長バランスが崩れ、歯が並ぶスペースが不足してしまうのです。当院では、単に歯を動かす治療ではなく、歯並びが乱れる原因そのものにアプローチする治療として、マイオブレース・システムを導入しています。

なぜ「お口の癖」がそこまで重要なのでしょうか

お口のまわりには、頬・唇・舌など多くの筋肉があります。これらがバランスよく使われていると、あごは自然に前方へと成長し、歯がきれいに並ぶための土台が整います。
しかし、口呼吸が習慣化すると状況は変わります。舌が下がり、唇や頬の力が強くかかることで、あごは本来の成長方向とは異なる方向へ引っ張られてしまいます。その結果、歯並びにも影響が出てしまうのです。
マイオブレースは、こうした成長の流れを無理に変えるのではなく、本来あるべき状態へと導くためのトレーニングです。
マイオブレース治療で目指すこと
マイオブレース治療では、マウスピース形の装置の使用とあわせて、お口の使い方そのものを見直していきます。大切にしているのは、以下の4つのポイントです。
- 口を自然に閉じること
- 舌を正しい位置に置くこと
- 正しい方法で飲み込むこと
- 鼻で静かに呼吸すること
これらを少しずつ身につけていくことで、お口の環境が整い、歯並びやあごの成長に良い影響を与えていきます。

正しい舌の位置と呼吸が「すべての土台」です

舌の正しい位置は、上の前歯のすぐ後ろにある「スポット」と呼ばれる場所です。舌先がそこに触れ、舌全体が上あごにやさしく沿っている状態が理想とされています。
力いっぱい押し付ける必要はありません。楽な状態で自然にその位置を保つことが大切です。
また、呼吸は鼻で行います。鼻から息を吸い、吐くときにはお腹がやさしく動くような呼吸を意識することで、呼吸が安定しやすくなります。
お子さまの成長に寄り添う治療として
マイオブレースは、装置をつけるだけで完結する治療ではありません。ご自宅での短時間のトレーニングを、毎日続けることがとても重要です。最初は意識することが多く感じるかもしれませんが、続けていくうちに自然な習慣として身についていきます。一晩中鼻呼吸ができるようになることも、ひとつの目標です。
お口の癖を整えることは、歯並びだけでなく、呼吸や姿勢、将来の健康にもつながります。それは、お子さまがこれから成長していく中で、長く役立つ「土台」を整えることでもあります。
少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。お子さま一人ひとりの成長に合わせて、丁寧にサポートしていきます。

