歯並びをやさしく整える小児用マウスピース矯正

「痛くない」「取り外せる」「習慣で整える」。プレオルソは、お子様の成長期に合わせた“やさしい矯正治療”です。歯並びだけでなく、呼吸・発音・姿勢といった全身の成長にも関わる、機能改善型のマウスピース矯正として注目されています。きたすけファミリー歯科・矯正歯科では、MFT(口腔筋機能療法)と組み合わせながら、がんばらなくても続けられる矯正をサポートしています。

プレオルソとは?

プレオルソは、5歳ごろから始められる“やさしい小児矯正”です。柔らかいマウスピース型の装置を使い、歯を無理に動かすのではなく、舌や唇・頬などの筋肉バランスを整えて、自然な力で歯並びや咬み合わせを改善します。「痛くない」「取り外せる」「おうちでできる」のが特徴で、呼吸や発音、姿勢の改善にもつながります。

プレオルソでどんな変化が期待できるの?

きれいな歯並びをつくるためには、口のまわりの筋肉(唇・頬・舌など)がバランスよく働くことが大切です。これを「バクシネーターメカニズム(頬筋機能)」といい、歯を内側から支える舌と、外側から支える唇や頬の力のバランスによって、歯並びや咬み合わせが保たれています。プレオルソはこの筋肉の働きを整え、自然な力で歯並びや咬み合わせを正しい位置へ導くサポートをします。

プレオルソ治療の流れと使い方

プレオルソ治療は、装置をつけるだけでなく、舌や口の動かし方をトレーニング(MFT)しながら進める治療です。まず、初診で歯並びや咬み合わせ、生活習慣を確認し、レントゲン撮影などで原因を詳しく分析します。

その後、専用の装置を作製し、装着方法を丁寧に説明します。治療開始後は1〜2か月ごとに通院し、成長や装着状況を確認します。装着時間は「日中1時間+就寝時(8〜10時間)」が目安です。毎日の生活の中で無理なく続けることで、歯並びだけでなく、舌や口まわりの筋肉、呼吸の改善にもつながります。

ムーシールドとプレオルソの違い

ムーシールドは、3歳ごろから始められる受け口(反対咬合)改善用のマウスピースで、主に筋肉バランスを整えることを目的としています。一方、プレオルソは5歳ごろから使用でき、出っ歯・受け口・開咬など幅広い症例に対応。筋肉のトレーニングを通して歯並びだけでなく、鼻呼吸や発音、姿勢の改善にもつながるのが特徴です。

プレオルソが向いているお子さま

  • 指しゃぶりや口呼吸などのクセがある
  • 口を閉じるとあごにシワが寄る
  • 「サ行」や「タ行」の発音が不明瞭
  • 上の前歯が前に出ている、または受け口気味
  • 口を開けたまま寝ている
  • 唇を閉じるのが苦手

こうした症状は、見た目の問題だけでなく「筋肉の使い方」や「呼吸習慣」が関係していることが多くあります。プレオルソは、“歯並びを悪くする原因”を取り除くことを目的とした矯正であり、早期の取り組みが将来の永久歯列にも良い影響を与えます。

ご家庭でのサポートとアフターケア

プレオルソはご家庭での協力が成功の鍵です。お子様が楽しく続けられるよう、保護者の方の声かけや励ましが大切になります。

  • 毎晩の装着習慣をつける
  • 食事中の姿勢や咀嚼の仕方を意識する
  • 口を閉じて鼻で呼吸する練習をする
  • 定期検診を忘れず受ける

当院では、装置の使用状況を確認しながら、MFT(口腔筋機能療法)を取り入れて舌や口まわりの筋肉を鍛えるサポートも行っています。

当院では、装置の使用状況を確認しながら、MFT(口腔筋機能療法)を取り入れて舌や口まわりの筋肉を鍛えるサポートも行っています。

きたすけファミリー歯科・矯正歯科の想い

当院は、「痛くない・怖くない」ステップでお子様の矯正を進めることを大切にしています。
歯並びを整えることは、見た目の美しさだけでなく、“食べる力”“呼吸する力”“話す力”といった「生きる力」を育てることでもあります。

1,000人以上のお子様の治療経験をもとに、信頼できるかかりつけ矯正歯科として、一人ひとりの成長に寄り添います。地域のご家族みんなが安心して通える「ホームドクター」として、これからも“また来たい”と思える温かい医療を提供してまいります。

〒592-0014 大阪府高石市綾園7-7-24

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